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2005/11
PennHIP (股関節検査)
股関節検査 OFA or PennHIP?
 このページを公開する頃は既に24ヶ月を過ぎている事だろう。股関節形成不全については犬を探している頃ゴールデン/ラブについて調べている時にこの文字を目にした。ボーダーコリーと決めた時もいつかは検査を受けさせようと。
1 OFAについて
  股関節検査についてOFAが一般的である。(ここしか無いと思っていた)調べてみると生後4ヶ月より予備診断(OFAのデータでは事前検査の正確性は90%を上回る)を受け付けているが、24ヶ月齢以上で正常と判断された犬にOFAの登録ナンバー及び証明書が発行されるという事である。
2 PennHIPについて
 OFAが24ヶ月齢以上に対しPennHIPは4ヶ月齢より診断を受ける事が出来る。検査結果は良い/悪いでは無く数値で表され犬種別検査データより’あなたの犬は犬種別全体から見てどの辺に位置しています’と言うものである。
3 OFA or PennHIP?
 本来であれば診断を受けようと思った段階でOFAであれば予備診断を受け、2歳になった所でもう一度が正解だと思う。踏み切れなかった理由はレントゲン撮影時に必要な麻酔である。’本当に大丈夫なのか’出来れば2歳まで待って一回で済ませたい。ただ、毎日遊んでいても足の事が何処か気になるし、かといってセーブして遊んでいる訳でもなく2歳は目の前だけど思い切って検査を受けてしまおうと決断した。
 決めてからは検査についてネットで調べ回った。そこで見つけたのがPennHIPである。色々ページを見ている中でOFA/PennHIPを比較している論文を見つけた。それによると小さい頃はPennHIPの診断結果を評価する人が多いのに対し、OFAは年齢が進むにつれ診断が正確になっていくという物である。
 結果どちらを受けたかと言うとPennHIPである。検査を受けようと決めたのは彼女が21ヶ月齢となった頃。では何故かと言うとレントゲン撮影の時OFAと同様な方法でレントゲンを一枚撮っておいて貰おうと勝手に決めていたからである。(撮ってもらえる保証は有りません)
4 病院探し
PennHIPは資格を持った認定獣医師がレントゲン撮影をする事になる。ネットで調べると一番近い獣医師が隣の新潟県で見つかった。さっそく問い合せると’OKですよ’の返事。早速予約を入れた。
5 検査日
 予約は事前説明/検査の説明が有りで出来れば早い方がとの事であったが、家が遠い事を配慮頂き10時過ぎの時間でアレンジしてもらった。
 当日先生より麻酔が必要な為事前検査についてと、レントゲンの撮影方法の説明を受けた。麻酔は極々軽い物でオペに使用する物では無いとの事。(一番これが安心したかな)
 とは言え、彼女と共に暮らし始め家以外の場所で一人にした事が無かった為まだまだ不安。結局血液検査の後それについての説明を受け11時過ぎ彼女一人を残し病院を後にした。隣、長岡市でブラブラ時間をつぶし約束の時間15時過ぎに迎えに行く。出てきた彼女は手に包帯をしていたが、元気に駆け寄ってきた。点滴を打ったとの事。レントゲン写真を見せて頂き暫し説明を聞く。OFAの検査方法写真一枚をまず見せてもらい’この写真を見る限り全く問題ないです’と一言頂く。肝心のPennHIPでの写真は自分にははっきり言って判りません。只その前にゴールデンの股関節形成不全の子の写真と比べるとはるかに良いと思われた。後はメインランドに送って頂き結果を待つのみである。
 病院を出て車に乗せると今迄喜んでいた彼女の様子が変わった。機嫌が悪い。’こんな所に一人にしてー’と言いたそうだ。
6 結果
 下の写真が送られて来た検査結果である。検査結果は病院にも送られてくるとの事で、その時又電話で説明するとの事であった。次の日獣医さんから電話が有り説明を受けた。ボーダーコリー検査データ中彼女は真ん中より多少良い所に居ます。との結果であった。左より右足の数値が悪い。
 結果を見て安心したと共に検査前とは違った意味で体の事には注意をしようと感じた。

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